フジカルディアトラベルミニデュアルP

2焦点切り替カメラ

発売は1990年10月
「1ドル札よりも小さいボディに高性能満載」というキャッチフレ−ズで売り出したカメラの第一号機である。
レンズは28mmF3.5と45mmF5.5である。これはなかなか使えるレンズである。フィルム給装はプレワインディング方式、AFはもちろんファ−カスロック可。

このカメラのシリ−ズも似たようなカメラが沢山あるので比較してみる。

発売年 特徴 価格
カルディアトラベルミニデュアル−P 1990年10月 2焦点AFパノラマカメラ 36,800円
カルディアトラベルミニデュアルP 1991年 6月 レンズ前面に防塵ガラスを装着 36,800円
カルディアトラベルミニワイドP 1991年 6月 28mmの単焦点 31,800円
カルディアトラベルミニU 1991年12月 トラベルミニデュアルと基本は同じ 36,800円
カルディアミニOP 1992年7月 パノラマ途中切り替え可 39,000円
DL−501 1992年10月 カルディアミニOPと同じ 38,000円
カルディアトラベルミニエリ−トOP 1993年4月 カルディアミニOPと同じ 39,000円
DL−600 1993年12月 エリ−トOPから赤目防止を削除 37,000円

とまぁこんな感じである。正直みんな似たようなカメラである。マイナ−チェンジどころか名前だけが違ったものもあり訳がわからなくなってくる。

みのかんのトラベルミニ

いつのまにかあったカメラである。ジャンクではないが、フレア−がやたらと出るので、そのうち調べようと思っているうちに月日だけが流れてしまった。2焦点というのはズ−ムよりいいと思っている。たとえば35〜70なんてのは結局35mm側と70mm側しか使わないことが多いからである。

コンパクトカメラのズ−ムの何よりも嫌いなところはF値が暗いということである。F11なんてのが当たり前の顔でまかり通るズ−ムコンパクト、初心者が使うということを少しは考えているのだろうか。
暗ければストロボでという考えは写真の荒廃につながると思う。レンズはせめて望遠側でF5.6で押さえるべきである。それ以上になったらあきらめるべきである、、、、つい興奮してしまった(笑)。


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